CASIO G-SHOCKの電池交換、基本編

CASIO G-SHOCK G-2900 電池寿命10年モデル

CASIO G-SHOCK G-2900
2002年11月発売、

電池寿命10年をうたっているG-SHOCKです、
これは防水表記がWR200Mとなっているように海外モデルなので
上のリンク先の国内モデルとはカラーリングとかボタンが銀色じゃなかったりとか微妙に違います。


2002年発売モデルなのでもしかすると1回くらいは電池交換している可能性も有りますが、
デジタル時計の場合メーカー公称値の数倍電池が持ったなんて言うのは珍しい話ではないのでそのへんは不明です。

ぱっと見た感じでは綺麗です、


裏側も年式の割には綺麗な方です。


が、
ベゼルを外してみるとやっぱり汚いです(^_^;)


バネ棒が何故か曲がっています、
ここまで力がかかってもベルトが壊れないのが偉いですね(^_^;)


裏ブタを外すと意外にも綺麗な方です、


が、
ベゼル裏があれだけ汚いとボタンのパッキンも汚れているのでボタンを外して分解洗浄します、

このモデルはモジュールが一式抜けるタイプではなくケースに固定されています。

分解はというと、裏側から見て一番上のパネルがパチンと固定されているだけなので、
そのパチンと固定されている部分を四カ所外すとあとはパーツが重なって置かれているだけなので上から順番に外していきます。


今回はガラスに消えそうな文字があるわけでなく、電子パーツが組み込まれてるわけでもないので
一式超音波洗浄機に掛けました。


ケースとベゼルも綺麗になって、


組み立て開始です、
今回はボタンがちょっと大きめなので、
ベゼル取り付け時にボタンを壊さないように先にベゼルを取り付けます、

左上にスプリングが見えるのが分かるでしょうか?
表側に金属ベゼルが使われているモデルは裏ブタとアースを取るためにスプリングが入っているので無くさないように気をつけましょう。


部品は外した順番に戻していき最後に一番上のパネルをパチンと押して固定します、


電池も交換します、
このモデルの電池はCR2025と、一般的なG-SHOCKが使うCR2016より1.56倍厚いリチウム電池です、
厚い分容量も増えているのでその分電池の持ちも良いというわけですね。


パッキンにシリコンオイルを塗布し裏ブタを閉めます。


バネ棒も正常なものに交換、
G-SHOCK用は市販のバネ棒より太いのでジャンク品から取り外して保管しておいたものを使います。


で、完成です。
ベゼルは劣化していますが、年式の割には良い方かな?


ベルトもそれなりに劣化していますが、全く問題なく使用できます。

機能面では私が欲する
・腕を傾けると点灯するオートELバックライト、
・オートリピートタイマー
この二つが搭載されているのがいいですね。

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