CASIO G-SHOCKの電池交換、基本編

18650Li-ion充電池の被覆の補修

ほぼ毎日使っている18650Li-ion充電池の被覆が破れました、

ライト側がちょっと鋭利だったり、バッテリーの被覆が薄かったりと、いろいろな理由でLi-ion充電池の被覆が破れることが多々有ります。

この場合も毎日充電のためにライトから出し入れしているので仕方がありませんが、
こういうのを見ると、バッテリーを内蔵したまま充電できるモデルもいいなぁと思うことが有ります。


さて、ちゃんとした18650Li-ion充電池は長期間使えますが、被覆が破れるとショートの恐れがありとても危険です、

そこで被覆が破れた時は被覆の補修が必要です。

補修には熱収縮フィルムを使います、
バッテリー用の熱収縮フィルムは熱を与えるとすぐに縮むタイプで薄手のものを用意しましょう、

収縮させるためにはドライヤー等で熱を与える必要がありますが、
長時間熱を当てないと縮まないような熱収縮チューブを使うとバッテリーが高温になり内部構造を変化させてしまったり、電解液を蒸発させてしまったりととても危険です。

18650用は当店でも販売しています。

熱収縮フィルム、18650用【メール便可】価格:54円(税込)

最初に破れた古いフィルムを剥がしますが、
その時ショートさせる危険性があるので身の回りから金属の物を外しておきましょう、

フィルムをはがすと中にプラス極とマイナス極側の基板とを繋ぐ薄い金属板があり、バッテリー本体との間に黄色い絶縁シートが挟まっています、

これがずれるとあっという間に高温になり最悪発火や爆発の危険性があるので十分注意します、
もし今使っているライトのバッテリー収納部のサイズに余裕があって、多少太いバッテリーでも入るならば、古い被覆を剥がさずにその上からかぶせてしまうのも手ですね。

古い被覆を剥がしたら新しい熱収縮チューブに入れます。

プラス側とマイナス側のはみ出しを同じくらいにして、

ドライヤーで熱します、

上にも書きましたが、長時間熱を加えるのは禁止ですので、
さっとドライヤーの熱を当ててフィルムがずれない程度に縮んだら完了です、

ぴっちりシワを伸ばそうなんてことを考えると熱を与えすぎるので何事もほどほどに(^_^;)

おっと、
マイナス端子が汚れていたので乾いた布で拭き取ります、
EagleTacの場合マイナス端子の基板に金属プレートを採用しているので、長期間に至っても常に良好な接触が保たれます。

最後に、
被覆を交換するとなんのバッテリーなのか分からなくなるのでバッテリーの名前を書いておきましょう、私はラベルシールに印刷して貼っておきます。
これで完成です。



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