CASIO G-SHOCKの電池交換、基本編

初のベゼル崩壊、CASIO G-SHOCK GW-300

カラーリングからGW-300J-1BJFと思われます、
2003年3月発売モデル、

13年前のモデルですが、今まで入手してきたGW-300はベゼルが伸びることはあっても崩壊たものには会ったことがなかったのであまりその辺を気にせず入手しました、

撮影用にスタンドの光を当てた途端にぱっと液晶が表示されました、
このように強い光を当てた瞬間液晶が表示されるのは二次電池がダメになっている証拠です、
ちなみにパワーセーブで消えていたんではありません、その証拠に12:00から時を刻みます。

この強い光でパッと表示されるののは二次電池がダメになってて充電できないためにソーラーパネルで発電された電気が直に時計の駆動に使われた時に起こります、

もし二次電池が生きていればソーラーパネルの電力は充電に回っちゃうので液晶の表示はちょっとタイミングが遅れて表示されます。

裏蓋周りは意外に汚れが少ないですね、


とりあえず裏蓋を外してみるとやっぱり予想外に汚れが少ない、
ここで重要なのがベネの位置を覚えておくこと、

GW-300は固定慣れていないバネがあって不用意に裏蓋を開けて動かすとバネがすぐになくなします。
そうならないためにきちんと写真を撮っておくといいです。


とりあえずバッテリーは二次電池のCTL1616から一次電池のCR1616に交換します、


もしこれがコレクション向けの綺麗なGW-300だったら素直にCTL1616を入れてやるのですが、
1500円出してもまた10年使えるの?と思うと100円で買えるリチウム電池を15回交換してやったほうが良いのでは?
と考えます(^_^;)
電池が切れたら裏蓋を開けたついでに掃除もできますし。

ちなみにこのコイン型のリチウム電池CR1616、二次電池のCTL1616より内部抵抗が高くソーラーパネルの起電力では基本的に充電できないので液漏れの心配はほぼなく、
もし充電が原因で液漏れが起きても回路を侵さないタイプの電解液なのでモジュールを壊す心配もありません。

実際に使った場合ですが、
普段明かりがあるところではバッテリーからの電力を使わずソーラーパネルからの電力だけで駆動します、
ソーラーパネルからの電力が減ってくるとバッテリーの電力が使われます、

なので日中の使用が多い場合はバッテリーもほぼ減りません、

夜に腕から外せばはパワーセーブ機能が働いて省エネ駆動に切り替わりますし、

意外に二次電池じゃないことによるデメリットが少ないことがわかります。

で、ベゼルを外して洗浄したところ・・・

崩壊しました_| ̄|○

今まで使ってきたGW-300はグレーだったり白だったりしていたので崩壊せずに伸びたりしてたんですね、
黒は加水分解しやすい旧タイプの組成のポリウレタンだった模様です(´・ω・`)

時折ネットオークションでベゼルが破損したGW-300を見かけるのが不思議だったのですが、
これで納得がいきました。

で、幸いにもグレーのベゼルのジャンクのGW-300を持っていたのでベゼルを取り外して洗浄、


黒く染色しました。


ケース(本体)は電波モジュールを外せないので丸洗いできません、
そこで消毒用エタノールと歯ブラシで汚れを落とします。


汚れが落ちたら組み立て、


裏蓋周りもベルトも綺麗になりました、

電波の強制受信


電波も受信できて暗いところではきちんとバックライトも点灯します。


最後にG-SHOCKの文字に白で墨入れして完成です。

GW-300は時刻表示が大きくて老眼にはとてもありがたいです(^_^;)
月日の表示も大きければもっと良かったんですけど。

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