CASIO G-SHOCKの電池交換、基本編

CASIO G-SHOCK GW-2000B スカイコックピットの前身のモデル

CASIO G-SHOCK GW-2000B、
スカイコックピットの前身となるモデルで、フェイスサイズがスカイコックピットのように大きくなくが標準的なのがいい感じです。
メーカーサイトはこちら→http://products.g-shock.jp/_detail/GW-2000B-1A/
2009年3月発売で8年以上経ってます。


写真はすでにベルトが外れていますが、
ベルトを外しますが、ベルトがバネ棒ではなくネジ止めの棒で固定されているのですが、
ネジを回そうとすると逆側が供回りしてしまうので外すのにちょっと苦労します。

そこでバイス等にマイナスドライバーを固定、


片手で時計を固定しもう片方の手で残ったネジを回します、
時計屋さんなら何か専門の道具がありそうですが(^_^;)




ベルトを外すと年式相応の汚れです、


モジュールはあっさりと外れますが、
裏には電波時計用のコイルやらスプリングやら、


表はもちろん針がむき出しなので、置いておくにも注意が必要です。


ケースに電気的なものは残らないので丸洗いできます、
まずはボタンを外します、
ボタンをつけたままベゼルを外すとベゼルが伸びたり破損したりする可能性があるのでこの順番は守りたい。


ベゼル裏は思ったより汚れが少ないですね、


超音波洗浄機で洗浄。


ガラスは消毒用アルコールと綿棒で綺麗に拭き上げますが、

綿棒は片方に消毒用アルコールを付けてガラスを拭いたらすぐに湿気が残っているうちに逆側で拭き上げます、
ガラス面を一拭きしたら交換するようにしないとガラス面に跡が残るので、
上記作業を少なくとも5本くらい使って拭き上げます。

ボタンを付ける前にベゼルを取り付け、


分解と逆の手順で組み立て、
完成です。


ところで、
LEDライトを1時間近く当ててようやく動き出したところを見ると二次電池のかなり深く放電していたようですが、
時計の使われ方等から考えて消耗自体は少なかったようで充電後は普通に動いています、

これがもしバックライト付きのモデルだったりすると、二次電池の消耗が激しい物が多く二次電池がダメになってる確率が高いのでその点ラッキーでした、

しかもこのモデルの二次電池はCTL920といって、サイズが同じ一次電池のCR920は日本では入手困難なのでもしバッテリーがダメなら海外から購入しなければなリませんでした、

分解する前はてっきりCTL1616が入っているとばかり思っていたのでその点でもラッキー(^_^;)

あと、
電波を受信させようとしてもどうも時間が合わず(´・ω・`)
当初はやっぱり故障しているのかと思ったのですが、

手順を追ってチェックしていくと単純に針の基準位置が合っていないだけでした。

ところで、
最近のG-SHOCKのアナデジなどでアナログの針が合わせ方がわからないから教えてというのを知恵袋その他でもよく聞きますが、

最近のモデルは針を手動で合わせることは殆ど無く、

針を基準位置にセットすればあとはアナデジであればデジタル部分に合わせて、電波であれば電波で受信したとおりに自動的に針がセットされます。

ちなみに基準位置というのはだいたい12時の位置に針を合わせるようになってます。モデルや針の種類によっては12時の位置でない場合もあるのでそこはやっぱり説明書を見る必要がありますけど。


今日一日着けてみましたが、ブラックIP(イオンプレーティング)のベゼルの金属部分の光沢がいい感じで気に入りました。

冒頭にも書きましたが、フェイスサイズが大きすぎず、でも厚みがあって、
ブラックIPのステンレスベゼルの内側に文字が入っていて、ガラス越しに内部のサイドにも文字が入っていてようやく文字盤にたどり着く感じが超立体的!

秒針があるっていうのも見た目のポイントが高いですね(^_^)



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