CASIO G-SHOCKの電池交換、基本編

G-SHOCKの電池交換 GLS-100

ここ一ヶ月くらいバックライトの調子が悪いので電池が消耗しているんだと思うけど、
時刻は正常だし、液晶表示にも問題がなく、

問題はバックライトのボタンを押してもバックライトの明かりが安定しなくてまるで接触不良のようにチラチラと明るさが変わる、

そのうち点かなくなったら電池交換してみようと思っていたけど、
これが意外にいつまでも点いちゃう(^_^;)

しかもボタンを押して点灯させたら暗かったので電池交換だ!と思っても、オートライトに設定して何度か点けているとまた明るさが正常になったり(´・ω・`)

それでも使っていると流石にライトが暗いときが増えてきたので電池交換することにした。

ちなみに徐々に暗くなるって言うより、
暗くなる時は極端に暗くなります。

写真は点灯しているんだけど、日中だと点灯しているのがわからない位。

裏ぶたを開けると裏蓋の裏側をチェック、ネジの周りは汚れが堆積してステンレを腐食させるので丁寧に汚れを落とします、


もちろんケース側もきれいに拭き取ります、


電池抑えは引っかかっているだけなので、先の尖ったもので引っかかりを外します、
私はミシン針を使っています、
先端がよっぽど細くないと刺さらないのと、ミシン針だと丈夫で曲がらないので扱いやすいです、


ひっかかりをあおって外したら電池を取り出します、


電池は安定の三菱製、これがコストと性能のバランスに優れているので使うのはこればっかりです。


電池を交換したら必ずリセットを行います、
リセットしなくても動きますが、
って言うか、過去にリセットせずに使ったことがあって、その時は使っているうちに色々不調が出てきました。

リセットはACと書かれた基板の端子とシャシーをショートさせます。


あとは衝撃吸収用のゴムシートを戻して、
パッキンにシリコンオイルを塗布して
裏蓋を閉めるだけです、


ちなみにシリコンオイルはサンハヤトのシリコンオイルを使っています、
純度が高く粘度もパッキン用に最適です、
ただ、現在は生産終了しているので今から買うなら時計屋さんのシリコンオイルがいいでしょうね、


さて、
裏蓋を閉める段になって着けたままだったサキカンがじゃまになったのでやっぱり外しました、

まずは裏蓋を定位置に乗せます、
G-SHOCKはベルトが付いたままだとこのように真上から定位置に乗せるという事ができないので必ずベルトを外しましょう、

ベルトが付いたままだと裏蓋を横から差し込む形になるので高い確率でパッキンがずれます、


次にネジを軽く取り付けます、
ネジのネジ山にもシリコンオイルを塗っておきましょう、


そしてここが重要なポイント、
ネジを締める前に裏蓋をケースに密着させます、


無精してネジを締める力で裏蓋を閉めていくと途中でパッキンがずれることもありますが、
なによりネジを締める力で裏蓋を閉じていくとネジの締め終わりのトルク変化がわかりにくくネジを締めすぎてケース側のネジ山を舐めることがよくあります、

その点裏蓋をケースに密着させてからネジを締めていくとネジの頭が裏蓋に着座するのもわかりやすく、着座したらそこから軽く締めるだけでOKです、
決して強く締めてはいけません。

防水はネジの締める強さで行っているわけではなく、
構造で防水しているのです、

極端な話、裏蓋がケースに密着していればネジがなくても防水は保たれるのです、

まあ、ネジがなければすぐに裏蓋が開いて防水性はなくなりますが(^_^;)

ネジ山をなめないためにもネジの締める強さはネジが自然に緩まない&裏蓋が動かない範囲で最も弱くが理想です。


電池を入れ替えてリセットしてから6分もかかってしまいました、
サキカンを最初から外していなかったのか敗因です(´・ω・`)

時刻を合わせたら完成。


ライトを付けると日中でもはっきりわかるくらい明るくなりました。



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