CASIO G-SHOCKの電池交換、基本編

寒くなると時計内部が結露する

毎年寒い時期になるとガラスの裏側が曇ったという書き込みをあちこちで見かけます。

G-SHOCKはケースが樹脂で断熱性が高いので、
体に密着した裏蓋で暖められた空気は一番断熱の弱いガラス面で結露して曇ります、

常温に戻して曇りが取れたら全く問題はありません。

それに対し一般的な金属ケースの時計は裏蓋とケースは体温で暖められているのでガラス面で曇るかと思いきや、

ガラスよりももっと断熱の弱い部分があってそこで結露します、

それは巻き芯ですね、

巻き芯というのは竜頭から内部に伸びた金属製の棒で、時刻合わせ等に必須部品です、

金属製の腕時計の場合、竜頭がヒートシンクの役割を果たし竜頭から繋がった巻芯がガンガン冷えます、

時計内部は腕の温度で暖められて、巻き芯が冷えた状態なので巻き芯が結露します、

常々古い腕時計で何故か巻き芯を中心にサビが多いのかが不思議でしたが、
竜頭をヒートシンクにして巻き芯が結露していたと考えると納得です。

竜頭から浸水したにしてはその被害が限定的なんですよね、
普通なら穴から浸水したら内側で広がるのですが、何故かケース側より巻き芯にサビが多いので。

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