G-SHOCKのガラスが曇る季節になった
G-SHOCKのガラスが曇る季節になりました
G-SHOCKの組み立ては常識的な湿度の工場で組み立てられているので、内部は常識的な湿度の空気で満たされています。
そして裏蓋が金属なので腕で温められて内部は暖かくなり、ガラス面は寒い外気で冷やされてガラスの裏が曇ります。
G-SHOCKは基本的にケースが樹脂で断熱性が良いので、一番断熱の弱いガラス面が最初に結露します、
常温に戻った時に消えていれば全く問題ありません。
しかしこれが一般的な金属ケースの腕時計の場合、
リューズやボタンがヒートシンクとなり、一番最初は竜頭からつながった巻き芯や、ボタンの軸で結露します、
一般的な金属ケースの腕時計である程度年数がたった物の裏ぶたを開けた時に巻き芯やキャリパーのボタンの軸が当たる部分が錆びている事があり、これがよく浸水と間違われますが実は結露によるものだと思ったほうが良いでしょう、
もちろん防水性が弱く微小な水分が侵入しているために常に結露が発生しやすくなっているのでしょうけど(^_^;)
で、金属ケースの腕時計のガラス面が曇った場合は、もうすでに巻芯やボタンの軸での結露が飽和状態となり、最終的にガラス面での結露となるので金属ケースの腕時計でガラス面が曇ったときは浸水レベルの問題が発生していると思ったほうが良いでしょう。
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