CASIO G-SHOCKの電池交換、基本編

アラーム不良、CASIO G-SHOCK DW-5600SG-7VT

今一番使っているG-SHOCK、DW-5600SG-7VT

元はこれですが

https://sites.google.com/site/takebeat201509/g-shock/casiog-shockdw-5600sg-7vtglidesukeruton

色々いじっていて今はこんな感じになっています。


 これが数か月前からアラーム音がおかしくて、鳴ってる途中で音が止まったり、そもそも鳴らなかったり、8割方は鳴るので放置していましたが、流石に不便なので対策してみることにいます。

なお、以前にも同じ症状が発生し、そのときは電池交換で治りましたが…

https://takebeat-bamboo.blogspot.com/2023/12/dw-5600sg-7vt.html

まずは裏蓋を外しますが、見てのとおりベルトの付け根が裏蓋を抑え込んでいますのでまずはベルトを外します、


ベルトを外さずに裏ぶたを開けるyoutubeなどをよく見かけますが、壊したり防水性をなくす確率が非常に高いので必ずベルトは外しましょう。


裏ぶたを開けるのは四隅のネジを外すだけなんですが、ここにも重要なポイント!裏蓋を押さえながらネジを緩めます、
裏蓋を押せえずにネジを緩めると裏蓋が浮き上がってネジに斜めに力がかかってネジ山を舐める可能性があります


裏蓋を外したら裏蓋の裏側をチェック、
するとだいたいのG-SHOCKは縁に汚れが堆積しステンレスが腐食しています、
電池交換式のG-SHOCKななら電池交換の際にこの汚れと錆を落とせば大事にはならないのですが、
ソーラモデルだと裏ぶたを開けない場合がほとんどなので、長年使っていると汚れと腐食が進行しそこから水が入りこむという例が多々あります。
ソーラーモデルでも2〜3年毎に裏ぶたを開けてクリーニングしましょう。


ケース側も汚れていますが、こっちは樹脂なのでちょっとこすればすぐに汚れは落ちます。

さて、

裏蓋の共鳴板に接触するバネの出代が少ないのが気になります、

一旦バネを外して伸ばしてからもとに戻します。


裏蓋は縁の汚れを削り取り、


バネの接触部も金属でこすって地を出します、地を出すと錆そうですが、そのときはその時でまたこすります(^_^;)

伸ばしたバネの出代が増えていますね。


ケースも綿棒と消毒用アルコールできれいに磨いてシリコンオイルで拭いたパッキンを元に戻します。


で、裏蓋を閉めますが、ここでも重要なポイント!
裏蓋を正しい位置にそーっと真上から置いたら、ネジを軽く入れます、軽く入らない場合はネジが正しく入っていないのでするっと入るように入れ直します、


そして裏蓋をケースに密着させます!
そうすると指の感触でパッキンを噛んでいるかいないかがわかります、


パッキンを噛んだ感触がなければそのままネジを締めます、
この方法のメリットはもうひとつ、
ネジの締め終わりが簡単にわかります、

裏蓋が浮いている状態からネジを締めていくとネジの締め終わりの感覚が分かりづらく、強く締めすぎてネジ山を舐めることが多々あります、

しかし裏蓋を押さえた状態なら、ネジの頭が着座した瞬間がはっきりわかるので、そこから増し締めはほぼ不要です、
せいぜい緩まない程度の力加減でOKです。

防水性はネジを締める力ではなく構造で成り立っているので強く締めすぎるのは厳禁です

というわけで、ベルトを付けたら完了です、

この作業を行ってからちょうど一週間が経ちますが、その後は全くアラーム不良が発生しないのでどうやら対策は成功だったようです(^_^)

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