CASIO G-SHOCKの電池交換、基本編

歩度調整、CASIO G-SHOCK DW-9200K

昨年の12月に入手したDW-9200K
一度緑色に染色し、その後黒く染色したりしていますが、

使っていると一日1秒くらい進みます。


1998年のモデルで20年以上経ってますが、同時期のモデルはだいたい同じくらい進むようになっています、

一日一秒だと月30秒ですから、メーカー公称値の月15秒と比べてもそんなに変わらないような気もしますが、
実際に使っていると一週間で7秒進むのとやっぱり気になります。

そこで歩度調整を行います、
歩度調整という言葉は機械式時計の用語ですが、クォーツ時計用に良い言葉もないので使わせてもらいます。


スクリューバック式なので保持台に固定して三点式のオープナーで回します、

写真ではウレタンのベゼルがつけっぱなしで、がっちり固定してしまうとベゼルが破損する恐れもあるので本当はベゼルを外す必要があるのですが、そんなに力を入れなくても良さそうなので今回はそのまま軽く固定します。


G-SHOCKの多くは歩度調整用のトリムがついているのでそれを回してやるといいのですが、
回す前に位置がわかりやすいようにマーカーで印をつけます、

ところで、過去に何度もこのトリム調整を行って感じたことなんですが、
トリムが固定された位置で酸化皮膜による一種の固着状態になっているのでは?という疑いが出てきているので一旦ちょっと右側に回してから左に少し回します、


写真を見ておわかりのように回すと言っても本当にほんのちょっとですね。

これで様子を見ます、
time.isで時刻合わせをしてその後定期的に時刻をチェックしてズレを確認します、


調整前は24時間で1秒ずれていましたが、果たしてどうなるか?


調整後40時間経ちましたがほとんどずれていません、
今回は一発で決まったようです、ほんのわずか遅れているような気もしますが、調整用トリムの精度の問題でこれ以上の調整は事実上不可能ですので、これで完了とします(^_^)

今回は一発で決まってほんとラッキーでした、この目視方式だとだいたい4〜5日かかるのが普通なので(^_^;)

※5/4追記
前回の時刻合わせから34日経過しました、
時刻をチェックすると3〜4秒の遅れとなり、月差5秒以内に収まりました(^_^)

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