CASIO G-SHOCKの電池交換、基本編

電池交換、CASIO G-SHOCK GLS-100改

仕事で週五日着けているCASIO G-SGOCK GLS-100改


ライトボタンを押してバックライトがちらついてくると電池交換のタイミングです、

前回の電池交換は2021年4月
https://takebeat-bamboo.blogspot.com/2021/04/casio-g-shock-gls-100.html

その前は2019年3月
https://takebeat-bamboo.blogspot.com/2019/03/g-shock-gls-100.html

前回はほぼ24ヶ月で交換してるので、今回も今年の4月が電池交換のタイミングっぽかったのですが、意外に長持ちして8月になりました。

少し前からライトボタンを押した時に点灯するバックライトがちらついていたのはわかっててそのうち交換してやろうと思いつつ先延ばしにしていたのですが、

先日オートライトをONにしようとライトボタンを2秒〜4秒くらい長押ししたら、時計にリセットがかかってしまい1月1日12時00分になりました(^_^;)

ソーラーモデルで二次電池が劣化すると時計がリセットされてしまうことはちょくちょく経験してましたが、

普通の電池モデルで、しかもバックライトが(ちらつきながらも)まだまだ点く状態なのに電池の電圧降下でリセットされてしまう経験は初めてでした。

一度リセットするほどの電圧降下が発生しても、日時をセットし直すとまた普通に使えたのですが、たまたま夏で暑いがゆえに電池が活性化しているだけだろうし、電池を交換することにします。

先環を付けて引き通しベルトを使っているのでまずは先環を外します、


次に裏蓋を抑えながらネジを4本外します、


裏蓋を抑えずにネジを緩めると裏蓋が内部のバネによってわずかに斜めになって開きます、その時に残っているネジに負荷がかかってネジ山が変形するおそれがあります。

裏蓋の裏側は汚れの蓄積もなく、当然腐食もなくきれいです、


これは毎日仕事が終わって家で風呂に入る時一緒に湯船に浸かっている効果です
汚れがたまらずきれいに洗い流されています、その後石鹸やシャンプーを使うときは腕時計を外します、流石に界面活性剤が付着すると毎日のことですからパッキンを超えて染み込まないとも限りませんので。

なお上の写真では四隅が変色してますが、これは前回の電池交換時までは風呂に入れてなかったので、それまで蓄積した汚れで腐食が発生したものを削り落とした跡です。

本体側ですが…
今回はベゼルを外してのクリーニングはしないつもりだったのですが、この写真を見るとベゼルの隙間に結構汚れがあるようなので分解して洗浄することにします。




モジュールを引っ張り出します、特に固定されているわけではないのでほんとに引っ張り出すだけで外れます。


ベゼルを外すには先にボタンを外す必要があります、
小さいボタンのモデルならわざわざボタンを外さなくても良いのですが、このモデルのようにボタンが大きい場合はボタンを外さずにベゼルを外そうとすると、ボタンが壊れたりベゼルが壊れたりするのでボタンは必ず外しましょう、
ボタンの付け根はEクリップとかCクリップとか呼ばれる金具で固定されているのでこの金具を外します。


私はミシン針を使って外しています。

ボタンを外したらボタンのパッキンやワッシャ、バネ等をなくさないように気をつけましょう。

ボタンを外したらベゼルを外します。


ベゼルの裏側もケースもかなり汚れていましたね(^_^;)
前回の電池交換時も前々回も分解洗浄してなかったので4年分以上の汚れが溜まっています。



ボタンとベゼル、パッキン類を超音波洗浄機で洗います、



ケースを洗うと文字盤周りの乾燥や拭き取りがかなり面倒なので、今回ケースはアルコールで拭き取るだけにします。
かなり頑固な汚れで綿棒を10本くらい使ってやっときれいになりました、

超音波洗浄機で洗ってもその後ガラスの裏面をむらなく拭き取るために結局同じくらいの数の綿棒を使うんですけどね(^_^;)



ベゼルはウレタンで柔らかいため超音波洗浄機の効きが悪いので歯ブラシを使って汚れを落としきります。


洗った部品を乾かしたら組みたて。

電池を交換しリセットして、パッキンにシリコンオイルを塗布しパッキンがずれないように裏蓋をそっと乗せたらネジを4本途中まで差し込み、


パッキンがずれないように裏蓋をきっちり抑え込みながらネジを締めます。

もしここでネジを締める力で裏蓋を閉めるなんて事をすると、パッキンがズレて噛んだり、ネジの閉め終わりのトルク変動が分かりづらくネジを締めすぎて頭を飛ばしたり、ネジ山を潰したりするので要注意です。

ネジの頭が着座したのを感じたらその後は軽く締め付けて完了です、強く閉めるとやはり頭を飛ばしたり、ネジ山を潰したりしまうので程々に。



先環を取り付けたら完成です、


ちなみに電池はCR2025です、G-SHOCKではCR2016を使うモデルが多いのでいざ電池交換時にCR2016はあってもCR2025がないときがよくあります(^_^;)

正面の写真を撮っていなかったので改めて撮影。
ベゼルもだいぶ角が取れてきたので文字の墨入れは省略、
この状態で墨入れを行うとベゼルの傷にも色が入って、逆に文字部分はすり減ってて色が入らないとか収集がつかなくなります。



これでまた2年間は特にメンテ無しで大丈夫でしょう。

コメント

このブログの人気の投稿

バックライトが点かない、CASIO G-SHOCK GLX-5600

もしかしてインク補充式?100円ショップのリピート印

押入れの結露対策にスタイロフォーム

電池交換&分解洗浄 CASIO G-SHOCK AW-591